ART X JAPAN CONTEXT

経済産業省とともに、企業や地域産業が有する文化的資源(プロダクト・技術・知恵・場所等)とかけ合わせて制作したアート作品等を通じて、海外市場での需要を創出するアーティストを核としたチーム・企業・団体の創出する表現を生み出す “クリエイター・エンタメスタートアップの発掘・創出プログラム「ART X JAPAN CONTEXT」(※呼称 アートバイ)”。
本事業では、制作パートナーのマッチングや、クリエイティブ、デザイン、ビジネスなど他分野のトッププレイヤーによる「海外からの評価につながる日本らしさ」とその「多重な文化・文脈」を学ぶレクチャーやメンタリングなどのコンテンツを提供。海外市場での需要を創出表現の制作を広く支援することで、アート領域で次代を担い、世界に通用するクリエイター・スタートアップを創出します。
MESSAGE|メッセージ 統括プロデューサー/ クリエイティブ・ディレクター 齋藤 精一
日本のアートは様々な時代・文化圏で評価を受けてきました。 それは、極東の地である日本に様々な文化や手法・哲学が蓄積し、アートという実験的でもあり、個の美しさへの探求であり、日本だからこそ見える視点の表現となったからだと思います。 インターネットが地球を小さくする今、アートはこれまで以上にその領域を拡張していると強く感じます。 これまでの直感的に外へ出ていく力から、なぜ今?なぜ日本で?と、内に秘めた力・資源を更に見つめ、独自の表現を獲得した上で世界へと発信する試みが、アートにも求められるようになっていると感じます。
世界から日本のクラフトや地層・文化への関心が今まで以上に高まる中、アートという広く・深い視点を持った表現を、日本の様々な資源とかけ合わせる試みを本事業では行いたいと思います。それは、アートという力を地域や産業・経済にも直接的につなぐ実験的な試みでもあります。 本事業で新たに出会う可能性が、これからのアート・クリエイティブ・クラフトの様々な分野に確実に根付くことを期待して。みなさんと一緒にその地平を開きたいと思います。
ART X JAPAN CONTEXT
2025年7月下旬〜2026年3月15日
統括プロデューサー/クリエイティブ・ディレクター:齋藤精一
メンター:齋藤精一(アブストラクトエンジン/パノラマティクス)
石橋 素(アブストラクトエンジン/ライゾマティクス)
倉本 仁(JIN KURAMOTO STUDIO)
中村 寛(アトリエ・アンソロポロジー)
倉森京子(NHKエデュケーショナル)
青木 彬(インディペンデント・キュレーター)
経済産業省 令和6年度補正クリエイター・エンタメスタートアップ創出事業(アート分野)
